魔法少女インフィニックニヴェア☆
我が妹に、愛と努力と感動の一大スペクタクルギャグ作品を所望したら、お手本と言われてしまいました。
なので色々設定を考えてみたのです。
夢想には到底使えないネタは全てお蔵入り。
なんだかそれももったいないので、ここで妄想の限りを尽くそうと思います。
後悔したい人は続きをどうぞ・・・
わたしニヴェア。私立ぷろんてら学園に通う16歳
成績は中の上、運動もそこそこ、どこにでもいる極々普通の女の子。
だけど一つだけ誰にもいえない秘密があるの。
それはね・・・・・・あっいっけなぁ~い
秘密なんだから話しちゃダメだよネ、てへっ
って・・・・・・・・・・・・もうこんな時間
急がないと学園に遅刻しちゃうよぉ~~~~~~
(場面転換、通学路の曲がり角にて)
はぁはぁはぁ・・・・も~なんで今日に限って目覚ましならなかったのよぉ~
このままじゃ完全に遅刻、よぉ~し、こうなったら近道しちゃえ
・・・・・・・・・・・・・・・うわわわわっ
どかーん
えっ!?何でいきなり五色の爆炎!?
これってまさか・・・・・・・・。
「ふはははははーお前の命は今日ここで潰えるのだインフィニックニヴェアよー」
あぁもう・・・・・・・・やっぱり
「ねえさんっ悪の秘密結社ごっこもいい加減にしてっ
」
現れたのはちんまりとした女の子。
これでもれっきとした17歳、わたしより年上。
でもって・・・・・・わたしの姉さん
うちの姉さん、学園で『悪の組織部』なんて部活立ち上げて遊んでる困った人なの
(回想シーン、ほわんほわんほわんほわわわわ~~~ん←効果音)
「ねえさん、いい加減特撮も卒業してちゃんとしてっおまけになに?あの『悪の組織部』なんてわけのわからないクラブは。わたしがねえさんのおかげでどれだけ苦労しているか・・・・・」
「秘密結社には敵がいないと面白くないのだ~ニヴェアちゃん、これで変身してゆーりに付き合うのだっ
」
「人の話まるっきり聞いてない」
突然わけわかんないこと言い出したかと思うと、どっかで見たことあるような魔法のステッキなんて持ちだしちゃうし。
付き合ってあげないと駄々こねて泣き出すものだから、遊び半分で子供の頃見たアニメみたいに勢いだけで変身してみたのね、そしたら・・・・・・・・・・。
「愛と正義の魔法少女インフィニックニヴェア学園の平和を乱す悪い魔法使いさんっ、わたしがおしおきしちゃいますっ
」
ほ・・・・ほんとに変身したーーーーーーーー
ネタじゃなかったのネタじゃなかったの
ネタじゃなかったの
ついでに何今のセリフ勝手に頭に浮かんできたよーーーーー
キャーーーーーいやーーーーーー恥ずかしいーーーーーーーー
「えぅっニヴェアちゃん逃げちゃダメなのっ
待つのだーーーーーー
」
なんでなんでなんでえええええええ
なんで服装まで魔法少女みたいになっちゃってるの
これじゃご近所さんのお笑いものだよおおおおおおおおおお
「待つのだインフィニックニヴェア
とおっ・・・・・・・・あいた、ひねった」
「あ、あなたは一体・・・・・・?」
「わたしは学園の秩序を守る正義の使徒、ヨッパライダー。このままではこの学園はメチャクチャにされてしまう、インフィニックニヴェア、わたしに力を貸してはもらえないだろうか?」
あぁ・・・・ヨッパライダー様、ス・テ・キ
「は、はいっ不肖インフィニックニヴェア、この学園の正義のために頑張りますっ
」
恋は盲目、ヨッパライダー様に一目ぼれしちゃったわたしは、こうして魔法少女としてねえさんの魔の手から学園を守ることになったの。
(以上、回想終わり。ほわんほわんほわんほわわわ~~~~ん←効果音)
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ひぁぁぁぁぁ
回想シーンの間に遅刻確定しちゃったよぉ~
これも全部ねえさんのせいだっ、おこっちゃったぞぉ~
「インフィニティステッキ」
説明しちゃうわっインフィニティステッキとは、どんなに悪い人でも一刀両断できちゃう、どっからどうみても銃刀法違反でステッキとは呼べないシロモノなの
「ニ、ニヴェアちゃん?目が・・・・目がマジなの・・・・・早く学園行かないと遅刻しちゃうの・・・・えぅ」
「そうね~、でももう遅刻なんだぁ。ねえさんのお・か・げ・で」
「凄く笑顔なのに目だけ笑ってないのだ・・・・ニヴェアちゃんこあいのだ・・・・・・・」
「問答無用必殺スターライト・・・・・インフィニティーーーーー
」
「えうーーーーーもの凄い殺意を感じるのだああああああああ
」
わたしの渾身の一撃をすんででかわしたねえさん。
ねえさんの後ろにあったブロック塀は見事真っ二つぅ~
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・殺りそこねたか(ぁ
こうして今日も無事学園の平和を守ったわたし。
ねえさんの息の根を止めるまで、わたし頑張りますっ。
みててくださいねヨッパライダー様
あ、いっけなぁ~い、遅刻なんだったぁ~~
う~ん、こうなったら行かなくても構わないよね
だってニヴェア、女の子だもんっ
(ナレーション)
『意味不明な自論で学園をさぼったニヴェア。しかしこうしている間にも、姉ゆーりは次なる作戦を考えているに違いない。戦えニヴェア、負けるなニヴェア。頑張れ、我らのインフィニックニヴェア』
(次回予告)
「えぅっ、今度こそ覚悟するのだぁ~」
「んもぅまたなのっ今度こそ引導を渡してあげるんだからっ
」
平和な学園に忍び寄る魔の手連日真夏日な学園の最後のオアシス、プールが今、最大の危機を迎える
次回、魔法少女インフィニックニヴェア。
『恋も泳ぎも全力投球、プールサイドで盆踊り』にご期待ください。
「今度はプールを一刀両断」
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コメント
後悔した・・・・激しく後悔した。
なんだこのバカ小説わ
書いてたら気分が悪くなってきたのだ・・・・・。
どうだ妹よっ、愛と努力と感動の一大スペクタクルギャグ大作だろう!(ぁ
投稿: ゆーり(管理人 | 2008年7月29日 (火) 02時28分
学園の平和を守るよっぱライダー様って?
正体が生徒だったら未成年ですよね~?^^;
お酒を飲んではいけません~ww
投稿: ジニー | 2008年7月29日 (火) 17時50分
どうもヨッパライダーって聞くと、
某パ○ワ君のアレを思い出してしまう…。
それにしても、読み手は後悔しませんけど、
筆者は超後悔な内容ですねっっ
楽しませていただきましたっ
銃刀法違反なところは笑ったw
これくらいの軽いノリで、
何か書いてみようかしら…
投稿: Nivea(艦長) | 2008年7月29日 (火) 20時42分
コメありにゃ~
>ジニーさん
あれですよ、ヨッパライダー様は謎の人だから、もしかしたら先生かもしれないし、噂の子供のビールを飲んでいるのかもしれないしw
だから大丈夫なのですよっ!
>ニヴェアちゃん
ですな・・・わたしも書きながらどうしても浮かぶのはあの酒飲み恐竜・・・・w
ここまで思いっきり絵文字とか使うとなんだか嫌気がさしてきますなw
インフィニティステッキには更なる秘密が・・・・(ぁ
こういうノリなら一杯ネタがあるのだっ!
また後悔してやるー><
投稿: ゆーり(管理人 | 2008年7月29日 (火) 21時42分